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電気専門用語集(WEB版)





用語集No.: 17

用語番号8.14.3
用語霧中定印繰返し法
読みむちゅうていいんくりかえしほう
英語repeated fog method
(repeated flashover method)
定義人工汚損試験法の一種であり,汚損後乾燥したがいしを霧室に搬入して霧を発生させ,最初フラッシオーバすると思われる一定電圧を印加し,フラッシオーバした場合は,印加電圧を下げ同様な過程を繰り返し,一定時間フラッシオーバしない最高の電圧を耐電圧として求める試験方法。
備考普通,数回試験を実施し,最も低い耐電圧をもって,がいしの汚損特性評価の目安としている。
既に廃止されているJEC-0201:1988 では、参考表1 「我が国で用いられている主な人工汚損試験法」に本試験法が記載されていたが、その後継となるJEC-0203:2022やIEC60507:2013では記載なし。

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