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電気専門用語集(WEB版)





用語集No.: 25

用語番号5.2.4
用語スパークギャップスイッチ
読みすぱーくぎゃっぷすいっち
英語spark gap switch
定義二つの電極をある距離離した構造の素子で、電極間の絶縁破壊が起こらないときはスイッチがオフとなり、絶縁破壊が起こったときに電流が流れスイッチがオンとなる。電極間の媒体として、おもに気体と液体が用いられて、真空あるいは固体絶縁材料にすることもある。
備考大電流を高速で負荷に流すためのスイッチとして用いられる。半導体スイッチやサイラトロンより大電流に耐え、動作速度が速い。構造が簡単で、電極間の絶縁媒体の種類と状態を変えることにより動作電圧範囲を容易に変えられる特徴がある。繰返し周波数もkHzで動作可能なものもある。

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