電気学会 電気規格調査会 電気専門用語集の販売サイト

電気専門用語集(WEB版)





用語集No.: 25

用語番号1.5.3
用語再結合
読みさいけつごう
英語recombination
定義電離の逆過程で、正イオンが負イオンまたは電子と会合して中性に戻るかまたはイオン価数が減少する過程。
正、負イオン、あるいは正イオンと電子が多数共存する空間中でそれらが再結合する確率は両電荷の密度nn-に比例し、その減少率は
[式015]
で表せる。係数ρは再結合の頻度を表す比例係数で再結合係数(recombination coefficient)と呼ぶ。
再結合には、大別して、放電管内壁などでの表面再結合と体積(または空間)再結合がある。
備考電離気体中の荷電粒子が消滅する機構として拡散とともに重要な過程である。
気体圧力が数百Paから大気圧程度の範囲では、正負イオンの一方が第3の粒子との衝突でエネルギーを失い低速になった後でもう一方のイオンと行う再結合過程が主で、これを三体再結合(three-body recombination)と呼ぶ。
また、プラズマ中の分子正イオンが電子と再結合するとき、再結合に伴う余剰エネルギーが振動エネルギーに変換され、ついでそのエネルギーが十分大きい場合は分子を解離させる再結合過程(eABAB)が最も起こりやすい。これを解離再結合(dissociative recombination)と呼ぶ。また、余剰エネルギーが光(電磁波)の形で放出される再結合を放射再結合(radiative recombination)と呼ぶ。

電気専門用語集についてのご意見ご要望は標準化推進室までお願いします。

c 2017 一般社団法人 電気学会