ある電圧を印加したとき、放電が生ずる確率。電圧と放電率との関係を示す曲線を放電率曲線(discharge probability curve)と呼ぶ。
備考
放電の種類により、スパークオーバ率(probability of sparkover)、フラッシオーバ率(probability of flashover)などが用いられる。放電率が50%である電圧V50を、50%スパークオーバ電圧(sparkover voltage)、50%フラッシオーバ電圧(flashover voltage)と呼び、インパルス電圧印加時のスパークオーバ電圧、フラッシオーバ電圧の代表値とされる。